株式会社トキワ

加工実績・お客様の声

学習机の入れ替えについて

(学)横浜学院に於いてなぜムク(本物)の桧の机と椅子、そしてロッカーを導入されたのか、金子理事長よりのお話です。

幼稚園
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中学校
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高等学校
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ロッカー
ロッカー

横浜女学院ニュースより

「最初のきっかけは、クーラー設置が必要になってきた、ということだったのです。しかし、成長期になる生徒が、クーラーの冷気にずっと当てられ続けていいはずはありません。多少蒸して暑いくらいならクーラーに頼らずに温度調節ができる環境があれば、体に害がでないような工夫をしながらクーラーを使っていけることでしょう。その環境を整えるために、木の持っている湿度を調節する力を活用しようとしたのです。外と校舎内との湿度変化が大きくなると、湿度が高くなって廊下や壁がかなり湿ってしまうということがよくあります。もし、校内でもっと多くの木材を使用しているなら、その木材の吸湿性で湿度による不快感を暖和できるはずです。

また、シックハウス・シックスクール症候群も気になっていたことでした。校舎の改修をする時には気密性をよくして、冷暖房の効果を上げていこうと考えていますが、密閉性が高まることで化学物質による汚染の害が出てしまってはいけません。校内で体に悪い影響を及ぼすものをなるべく避けるために、校舎内で使用するものを一つ一つ吟味して、生徒にとって本当によいものだけを選んでいくべきだと考えたのです。文部科学省も、シックスクール対策として教室の床や壁に木材の使用を進める方針を出しています。

それでは、実際にひのきの机と椅子を使った場合、どのような長所があるのかお話しましょう。

科学的な研究の結果、人口的なスチールや、プラスチックに触れたときと、自然の素材に触れた時では、心身の状態に明らかな差があることがわかっています。木の感触は人に優しい感覚を与え、ストレスを軽減させ、血圧の上昇も抑えます。先の述べた調湿作用のため、室内を快適に保ちやすく、無機質な机・椅子のコンクリート校舎の場合と比較して、インフルエンザの発症が半分であるとのデータもでています。さらにヒノキの色は、目に有害な紫外線を吸収するので、目に優しいということもわかっています。これまでの机も机上面は木でしたが、表面が堅くなる塗装を施してあり、それでは木は呼吸しません。今回はドイツ製の特殊な塗料を使用しており、塗り方も、ハケを使わず丁寧に布で塗り込み、木の呼吸を止めないように仕上がっているのです。

実際に使ってみると、木のやわらかさが伝わると思います。ですから傷が付くのは当たり前です。使っていくうちに傷やへこみが増えていってもそれが自然なことです。土にも木にも触れる機会が少なくなり、穏やかな気持ちになることが難しいような現代、何よりも心が穏やかになる空間を学校の中に作ってあげたいと考えたのです。誰もが必ず使う机・椅子にその効果を持たせることから、生徒が穏やかに育っていってほしいと願い、今回の新しい机・椅子となりました。

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