
(1) 空気をきれいにしてくれます。
樹木から発散される「フィトンチッド」という成分は実に多くの有効成分を含み、リラックス効果の他、防菌・防ダニにも有効であることがわかっています。
特にヒノキは、ほとんどの人が「いい香り」というほど香りが強く、感覚的な空気の爽快感が高まります。
木製の机を使用している学校では、この空気をきれいにする木の特性と調湿効果によって、インフルエンザによる学級閉鎖率が無機質な教育環境に比べ約半分に減少したという報告例もあります。
(2) 湿気を吸ったりはいたり、爽やか空間。
木材は湿度が上がると水分を吸い込んで、逆に乾燥してくると水分をはき出します。こうして室内は、木という自然のエアコンによって快適な湿度に調整されます。調湿能力は、木製机でビール大瓶半分位の水分を調湿できるので、室内に木材が多いほど、爽やかな室内環境を創れるということです。
木は湿度を適度に調節することで、カビやダニが発生しづらい空間を提供してくれますので、木の家具は大切なモノの収納にも最適です。
(3) 優しい光を与えてくれます。
木は有害な紫外線を吸収して、温かみのある赤外線を反射します。だから、木で囲まれた部屋は、まぶしさが押さえられた心地よさを演出できるのです。
学校では、紫外線を反射するコンクリート校舎に通う子供達よりも木造校舎に通う子供達の方が近視になりにくいという報告にもあるように木は有害な紫外線から私達を守ってくれるというわけです。目線が集中する机を木にするだけで、ヒノキのソフトな木肌とあいまって、優しい光に囲まれた心地よさを感じることができるでしょう。
(4) 多くの恵みを与えてくれます。
人の手で造ることができる資源は、材木等の植物的資源だけです。
石油や鉄などの発掘型の限りある資源と異なり、使用料に合わせて計画的に植林生産することができます。
なかでも、植林計画されてきた桧など国内の針葉樹材は、伐採による環境ダメージも少なく、さらに木材を造るのに化石エネルギーの使用は、ほとんどありません。逆に木は空気や水を浄化しながら、多くの恵みを還元してくれる最良の環境型資源です。
(5) 気持ちのいい手ざわり感。
人が無垢の材木を触っている時と、コンクリートなどに触れている時と比較して、脳波や血圧変化などの生理応答測定を行なったところ、木材に触れている時の方が脳が活性化し、血圧が安定してリラックスしていることがわかりました。人の体が直接触れる椅子やテーブルなどを木製にすれば、香り成分効果とともに、リラックス効果が増すかもしれません。
特にヒノキが持つ「さらっと、ツルツルした」人に優しい手触り感は、触感に敏感な小さな子供たちの情緒や感性を育んでくれることでしょう。
(6) 暖かさを守ってくれます。
木材の細胞は隙間が多く、空気をたくさん含んでいます。
このため、熱伝導率が低く、木に触れた時に冷たさを感じず、木に囲まれていると体が冷えづらいという、断熱・保温効果が生まれます。
特に比重の軽いヒノキ等の針葉樹材は、空気をより多く含んでいるため、この効果は高くなります。熱伝導率の低さは、「フィトンチッド」の香り効果とともに、リラックス感を向上させてくれます。
また、結露がおさえられカビが発生しづらくなりますので、収納家具としての機能は更にアップします。
(7) いい香りでリラックス
森林浴実験による、ストレスホルモンの減少結果には目をみはるものがあります。その結果の元は、木に含まれる「フィトンチッド」という香りの成分にあります。
この成分は、ハーブ等数ある香りの中でも脈拍や血圧を安定させる効果が大きく、ストレスを取り去るリラックス効果があるということが実験等でわかってきています。
木は、リラックスした状態で集中力や効率を必要とする勉強部屋や仕事部屋に最適素材であることは間違いありません。