
ここでは毎月、住まいに関するコラムを公開していきます。
昨今、地球温暖化の問題がクローズアップされ、京都議定書の温室効果ガス(主に二酸化炭素)の削減が毎日の様にマスコミに取り上げられる様になりました。
各国の目標値を達成するには化石燃料等の使用を減少させるのはもちろんですが、世界の多くの国々が経済一辺倒になっている中で、そう簡単に行くとは思えません。
特に中国・インドの2カ国が経済発展が著しいと言う事は、世界の人口の1/3を占めるということからも、容易ではないと危惧されます。
わが国はどうかといえば、議定書批准時点の6%削減目標であったものが、つい最近のデータによりますと、8.7%程に増えている様です。
ではこれをどうするかと言えば、半分ぐらいは人間の知恵と努力で出来るようですが、後の半分ぐらいは自然界に頼るしかないようです。
では、自然界でこれを出来るのは何かといえば「木」です。
「木」は光合成により二酸化炭素を吸収し、酸素を我々人間に供給してくれるのです。
「木」の中でも特に光合成をさかんに行ってくれるのが「杉・桧」等の針葉樹です。植林して10年生ごろから活発に光合成を行い、20年生位が最高潮となります。
40年生頃から下降線をたどり、70〜80年生位になるとほとんどこれを行いません。
ですからこの時期以前にこれらの木を伐採し、又植林をするという事を繰り返す事をすると、絶えず光合成が行われる様になるのです。
尚、伐採された木は建物等に有効利用され、その建物を長く持たせれば、二酸化炭素はその間保持することが出来るのです。
しかし最近の化学建材だらけの建物では到底無理な話です。尚「木」も10年目程までは、下草切り、その後間伐等と手間がかかります。
前述共々この辺も人間と似ていると思いませんか。